万博日記 パキスタン2
- yoshihiro kawakami
- 6月1日
- 読了時間: 1分
うちのブースの近くにパキスタンのブースがありますが、そこで貴重な石板を見つけました。

さて、なんて書いているのか?というと…
この石板に書かれているのはアラビア語のイスラム教の聖句(クルアーンの一部)で、具体的には「アーヤト・アル=クルスィー(آية الكرسي)」と呼ばれる有名な節です。これはクルアーンの第2章(バカラ章)の255節です。
内容(要約)としては、
アッラーこそ、唯一の神であり、永遠に生きておられるお方。うたた寝も眠りもアッラーを捉えることはできない。天地にあるものすべてがアッラーのもの。誰がアッラーの許しなしに、アッラーの前で執り成しができようか?…
(以下省略)
この節は、イスラム教徒にとって非常に大切な祈りであり、保護や加護、安心を願うときに多く唱えられます。そのため、装飾や石板、絵画などに刻まれて家庭やモスクに飾られることが多いです。
つまり、これは「アーヤト・アル=クルスィー」という聖句で、イスラム教で非常に重要とされる節が美しく刻まれている装飾品ですね…と担当の人が教えてくれました。





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